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すしら・コ・ダイニキ

すしら・コ・ダイニキ

ナガルコット

ナガルコットの休日
 さあ、元旦だ!!ヒマールでも拝みに行くかと窓の外を覗きましたが、最近は霞がかっていて、天気がよくても見通しはよくありません、外へは出たもののどうする?と子供と話していたところ、ゲストハウスの前を白い馬が2頭通っていきます。動物好きな子供たちはすぐに近寄り、ヨシヨシしています。馬主のダイが乗らないかと薦めてくれました。ここナガルコットで乗馬のビジネスをしているそうです。元旦の早朝から白馬に乗れる機会なんてなかなかないし、去年のネパールへ来てからポカラしか連れて行ってあげていない…ここは贅沢してみようと、すごい高いことを言われましたが、その半額の値段ですぐにOKしてくれました。本当はもっと安いと思います。(私もお正月だし、あまりしつこく値切ることはしたくなかった)でも立派な馬2頭に子供を1人ずつ乗せてもらい、往復1時間以上展望台の方へ向かっての散歩。壮大なヒマールは見えませんでしたが、白馬と一緒に、ネパールで新年の初日の出を拝めただけでも贅沢で得した気分です。日の出と霞がかった景色を見ながら、この時ばかりはネパールの平和を祈らずにはいられませんでした。
 余談ですがこの乗馬ビジネス結構流行っているみたいで、ネパール人の若い子はレンタルしてまたがり、颯爽と馬を操ってしました。写真を撮るだけでもお金を取るようだし、馬主のダイも今日は稼ぎ時だよと言っていました。
 朝食を済ませ、昨晩本当は泊まろうと思っていたホテルUNKAI(雲海)へ。ここは私と同じような日ネカップルが経営している新しいゲストハウスでレストランも窓際の座敷空間から眺める景色はサイコーです。泊まらなくても景気を見るだけに屋上を開放しているそうです。経営者ご夫婦にお会いすることは出来ませんでしたが、日本人も泊まっていたし、オススメできるゲストハウスだと思います。場所はナガルコットホテル外の一番奥、にし浜ロッジ、バンバンレストランの2.3軒先、サクーへ抜ける道の途中にあります。歩くと結構かかりますが、ローカルバス停周辺で客引きもやっているようです。運良く逢えれば、ゲストハウスまで車で連れて行ってくれるそうです。
 ネパールのお正月は元旦のみ休み、人々は新年の挨拶を交わすだけで、特別なことはあまりしないようです。(その代わりに10月に国民の本当のお正月、ダサインがあります)今日から通常の生活に戻ります。噂されていた正月3ヶ日のバンダもないようだし、今年こそは、平和なネパールに戻ってほしいものです。


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